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霊能者・三田光一の霊能開発書


霊観


三田光一(善靖)=著
定価2,800円+税 (送料400円)
A5判 ソフトカバー復刻版 

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月の裏側の念写や、第一次大戦の終結日の予言的中で知られる霊能者・三田光一の霊能開発実践指南書。とくに霊能開発の基本として、大気養法、呼吸法を初歩から奥伝まで写真入りで懇切丁寧に指導。さらに、「なんらの苦痛なく、きわめて単純に練習しやすく、しかもその効果において著しい成績をおさめている」修法として、著者の創案になる精神旅行法の具体的な実習法について詳しく述べている。これは精神統一法であると同時に、縮地法、幽体離脱をもっとも簡単に体験できる修法として貴重である。これだけでも2800円以上の値打ちあり。

◎三田光一と月の裏面念写
三田光一(善靖)は明治十八年、宮城県本吉郡気仙沼市に生まれた。子どものころから超能力を現し、母親を困らせた。しばしば「この間の放火は誰それの放火したもの」「あの人のものを盗んだのは誰それ」と言いだし、半信半疑で警察が調べるとそのとおりだったので、天狗小僧、魔法使いとして郷党の間に噂された。やがて奉公に出されたが、二年ほどで飛び出し、行商人になったり、奇術師の一座に加わり、全国を放浪した。
 その三田光一の名が心霊界、霊術界に一躍とどろいたのは、心霊研究のパイオニア福来友吉博士の実験霊媒となったことによる。福来友吉は、大正六年二月、非常に厳しい条件のもとで、三田を対象とした透視念写実験を行い成功を収めた。
 以来、福来と三田の実験は何度も繰り返される。有名なのは「月の裏面の念写」である。
 当時、福来友吉は大阪府箕面村に住んでいたが、三田は四十キロもはなれた兵庫県須磨の自宅から遠隔念写を試みた。昭和六年六月二十四日午後八時二十分、福来友吉は二枚の乾板をケースに入れて自宅二階の床の間に置いた。八時三十分にその乾板に向けて念が送られてくる約束になっている。時計が八時三十分になったことを確認した福来がただちに乾板の現像にかかると、たしかに月の裏側の映像らしきものが写っていた。
 当時は月の裏側は誰も見たことがなかったが、昭和四十八年、NASAが月の裏面写真を発表する。
 三田の透視念写の結果がはたして的中しているのかどうか、その判定は見る人によって異なるが、遠隔地から乾板を感光させた離れ業が事実とすれば、驚異的という以外にない。