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天狗・仙人・アイヌを結ぶ点と線……
春日神社巫女の土偶首切の呪法とは?!
蝦夷天狗考/蝦夷天狗研究
佐々木船山=著
A5判並製・復刻版
定価 3,800円+税
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天狗は、「タクタ」或いは「タコタ」「タンクート」など称する修験道の一派すなわち「タンコタンアイヌ」であり、原初の半神的人類の末裔であると説く稀書。明治45年刊の「蝦夷天狗考」と大正二年刊の「蝦夷天狗研究」の2冊を復刻したが、原本は古書店でも入手不可能な貴重資料。さまざまな類似点を挙げるなかで、著者がもっとも注目するのは、アイヌが「種々の魔法を行う」点であり、明治35年の頃の実話として「ラカン」と称するアイヌが北海道と樺太を自在に往復し、空中飛行の噂があったことや、アイヌの婦人の夜間歩行、アイヌの老人はその移動にあたっては、ふつうの道路を使用せず、目的地まで一直線に移動すること、北見国網走に「ヨシシ」と称する有名な呪術師がいたことなどを述べ、現存するアイヌの日常生活が三千年太古のインド仙人そのままであるとし、春日大社の巫女が維新頃まで極秘に行っていた「土偶首切の呪法」について悪用を恐れ呪文等は伏字になっているものの詳細に紹介し、この呪法の淵源はインド仙人の祈祷法にあるとする。その他、アイヌと支那仙人の食物が共通、アイヌの刺繍は太古世界共通の神符である卍、及び天狗と一角獣をあわせた紋様であること、義経が北海道に逃れたのは鞍馬山の天狗との因縁によるものであることなど、興味深い視点に満ちあふれた稀書。わずか100頁の書物ですが、内容からしてこの値段は高くなく、「土偶首切の呪法」に関する記述のみでも、伏せ字といえども値段だけの値打ちがあるかと思います。)
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