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幻の霊子顕動法の原典資料!
完全版 太霊道及霊子術講授録 全3巻
田中守平=著A5 判 並製
全3 巻セット定価14,400 円+税
バラ売り可
理論編:定価5,800+税
実践編:定価3,800+税
付編:定価4,800+税
田中守平率いる「太霊道」は、岐阜県恵那に本拠を置き、最大・最強の霊術集団として、大正年間、全国を席巻した。友清歓真・大山霊泉・岩田篤之介・桑田欣児・谷口雅春ら錚々たる霊学霊術家が、一時、「太霊道」に入会・受講したりしていたともいわれる。
彼らがあみだした秘法「霊子術」は、わずか10日で予知、テレパシー、透視などの超能力を開発し、さらには心霊自己治療による強靱な肉体が獲得されると豪語するものであった。その影響は、現代の健康法、中国気功術、レイキなどにも及んでいるといわれる。
明治17年、岐阜県の寒村に生まれた守平は、弱冠10代での直情径行的な政治活動があだとなり、官憲の監視下におかれる。やむなく山中に小庵を結び、勉学と瞑想にあけくれ断食行を行った守平は、遠隔知覚などさまざまな霊異現象を体験するようになり、20歳にして卓越した霊的治病能力をもった霊術家として、その名声は四隣に鳴り響くに至った。
後、大陸に渡った守平は、その帰途、朝鮮の京城で霊術家として治病行為に従事、その名は朝鮮一円にとどろき、奉天・皇寺のラマ僧たちはこぞってその来臨を懇請し、守平を「神人」と尊称したという。
帰国後、太霊道の宣布に専念した守平は、大正5年、東京麹町に太霊道本院を開設し、治病霊術の実践と霊術家の養成を本格的な軌道に乗せる。大正9年、故郷・武並村に「恵那大本院」が落成したが、後に大本院は全焼の憂き目にあう。昭和4年12月17日、守平は突然の発作で倒れ、46歳の若さで数奇な人生の幕を閉じた。
守平によれば、「太霊」とは、宇宙に遍在する超越的実体の本源であり、この実体を活動的方面より見るとき「霊子」と呼んだ。霊子は、精神・物質を超越した根源的実在であり、物・心の二元は、ともに霊子の力によって生じ、その力は太霊の究極的原理によって現われる。この霊子を発現させる術が霊子術である。この作用の発動には、霊子顕動作用と霊子潜動作用の二種があり、これを中心として、気合術、反熱療法、食養法などが太霊道の講授会で教伝された。その全貌がすべて収録された本書は、いまなお貴重な資料的価値を有するといえよう。
今までの当社復刻版は、霊子術の実践に関連する第二輯〜四輯および特別講義録のみを収録したもので、理論編にあたる第一輯は収録していなかったが、読者のご要望に応え、理論編「太霊道真典講義」を収録し、特別付録として「太霊道断食法講義録」を追加し、完全版として再刊することとした。
理論編 太霊道真典講義 546ページ
実践編 第一部 霊子術講義及教授 174ページ
第二部 霊子顕動作用教授録 192ページ
附編 附録第一部 反熱療法特別教授 38ページ
附録第二部 太霊道深呼吸法特別教授 14ページ
附録第三部 太霊道食養法特別教授 20ページ
附録第四部 比較治療学講義教授及び批評 90ページ
附録第五部 霊子潜動作用特別講受録 148ページ
附録第六部 太霊道断食法講義録 166ページ
※黄色は、前回の上下巻に未収録の文献
