【収録内容】氣学入門・九氣密意・九氣建築学・大氣薬用必携
気学密義
田中胎東=著 A5判 上製 豪華クロス装幀 美装函入 約800頁
16,500円(本体15,000円+税10%)
通常の占術では、生まれた時の星回りによって運命や性格が定められ、それを自らの力で変えていくことは難しいとされている。
だが、田中胎東の伝える「氣学」は、母胎から生まれ出た瞬間に呼吸して保持された氣(本命の氣)の成分比率によってある程度性格や運命が賦与されるものの、大氣の中の成分を後天的に吸収することによって、各個人の運命が変わりうるとする学問・占術である。すなわち、吉方位の祐氣を用いることによって、運気を向上し、商売繁盛や人間関係の円滑化、病気治癒等に結びつけることが可能となるのである。
氣学研究における泰斗・田中胎東の重要秘書四書を一挙収録した本書は、氣学を学ぶうえで絶対必読の書であったが、当時はごくごく限られた門人にしか配布されず、幻の氣学秘伝書と呼ばれていた。弊社では、昭和4〜8年頃に相次いで刊行された四つの秘伝書を一冊にまとめて復刻することとした。
氣、性霊、吉凶、天干地支と九氣、五氣生々の順逆、本命の撰知、九氣の祐尅と神殺、遁甲、三合、線路、四浄土等の氣学の基本概念について述べ、四盤表を網羅した『氣学入門』、宇宙の幽玄、森羅万象の基因から説き起こし、九氣の妙意から四盤の運用までを述べた『九氣密意』、建築物の敷地、装飾、窓、部屋、天井、屋根、厠、井戸及び水道、玄関、神棚、庭、金庫等の位置と九星の秘象とを結合させた『九氣建築学』、空氣の内に清澄純粋なる祐氣と発病に関わる尅氣があるとし、大氣を営養とする健康法、および大氣を医薬とする治療法を平易に説き、病の九大別表、病原表、大氣薬用表、大氣用薬表、各人の病種別大気薬用表を付した『大氣薬用必携』を収録。