トップ > 出口王仁三郎と大本 > 増補版 スサノオと出口王仁三郎
未発表文献「御霊魂のことわけ」などをてがかりに、「霊界物語」に秘められたスサノオ神話の霊的意味を暗号解読、さらに大本の経綸の仕組、天の岩戸籠りと国祖隠退・再現神話、筆先と「霊界物語」の関係、元伊勢水の御用と出雲火の御用の霊的意味、熊山のスサノオ陵 のこと、五十音図に秘められたスサノオとオリオンの秘密などに説きおよび、今なお作動しつづける「型の原理」に言及し、物語解読の指針を与える。
※本書は当社刊行『予言と神話』(品切)の「スサノオ考」に、『霊界物語』の月報の著者論稿5つを加えたものでしたが、今般、重版にあたって、さらに残りの9つの著者論文を追加し、増補版として刊行することと致しました。【追加論稿】『霊界物語』と「筆先」/大蛇退治の段/ 高姫と福島久/九月八日のこの仕組/錦の宮とイソ館/厳瑞二霊と変性男子・女子/兇党界と妖幻坊/神素盞嗚大神と山上の神訓「神仏無量寿経」と「神力と人力」
☆PUBLISHER'S COMEMMENT
これはいまから10年前、信州皆神山での出口和明氏の講演をまとめたもの。最初、『予言と神話』の「スサノオ考」として発表されたが、それに八幡書店版 『霊界物語』の月報に発表の著者論文を加えて本書を編集した。大本教団ではずっと神号は大本皇大神(おおもとすめおおかみ)と奉唱してきたが、それに対して「それはおかしいやないか、物語をよく読むと、神素盞嗚大神こそが主神であることがわかるやないか!」というのが本書の論旨。