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本朝神仙記伝 上下巻
幽真界神人の列伝を通じ
神仙道の枢機に迫る玄学修道の霊典
商品コード : 89350-804-2 |
価格 : 8,360円(本体7,600円+税10%) |
宮地厳夫=著 大宮司朗=解説 A5判 並製 上下巻揃い |
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83pt |
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幽真界神人の列伝を通じ
神仙道の枢機に迫る玄学修道の霊典
本朝神仙記伝 上下巻
宮地厳夫=著 大宮司朗=解説 A5判 並製 上下巻揃い
8,360円(本体7,600円+税10%)
本書は、ニギハヤヒ命から河野至道仙人にいたる約100人におよぶ神仙の列伝を通じて、古神道の流れと表裏一体をなす秘教的神仙道の道統をあまねくたどる大史伝。その詳細なる注釈には、しばしば修法の実際や具体的な仙薬等についても言及、また付録の「自修鎮魂法要訣大要案」「自修鎮魂法秘訣入門」は、これから神仙道を実習せんとする者にとっては恰好の手引書となるであろう。
なお、本書の原本は宮地神仙道々統継承者、清水宗徳翁より「この昭和初期に刊行された本朝神仙記伝二巻は装幀も比較的整い、良心的な出版といえるが、校正が杜撰で、このままの復刻には賛成しかねる」とのお言葉があり、宗徳翁名、ご老体のためもあり、大宮司朗先生と私共の方で改めてルビなどを校正、完璧を期した。
本書の内容は一見すると、たんに日本の神仙とされる人々を集めてその伝記を列挙したものと一般の人は見てしまいがちである。しかし、はたして本書の真価は、そのようなところにあるのであろうか。
もちろん、このような日本の神仙の列伝ということにかぎってみても、類書は他になく、それだけでも本書が貴重書であるには充分ではないかと言う方もおられるやもしれぬ。事実、このような神仙談に親しむこと自体、すなわち幽真界へと気線を結ぶことにもなるわけであり、大いに推奨されるところであるが、私が言いたいのは、それだけでは、いまだ本書の真価のごく一部をつかんだにすぎぬということなのである。
本書を著された宮地厳夫先生は、宮中掌典をつとめられた明治神道界の重鎮として知られるが、もともと神集岳神界に籍を置かれた高位の神仙であり、ゆえあってこの世に謫仙として生を受けられた方である。
先生ご自身はそのことを堅く秘しておられたが、中年以降は肉身のまま神仙界に出入されたことは知る人ぞ知るであり、本書には、そうした実体験をもとにした神界の秘儀や、神仙道において口伝でのみ伝えられる奥秘が、随所にさりげなく漏らされているのである。この点にこそ、本書の不朽の価値はあろうかと思われるのである。
たんなる学者が書いたものならば、つまるところ学問的なものに帰結するが、神界出入者が学問的な視座を踏まえて書いた本書には、修道上に大いに参考となる記述が随所に散りばめられているのであり、さればこそ、その心をもって読まないと、本当の意味はわからないところも多々あるといえよう。
また、これぐらいのものを読んで、「おっ、ここに重大な秘密のことが載せられているなあ」と合点がいくようになれば、諸賢の修道もそれだけ進捗されたというべきであろう。道に縁ある方は、本書を通じて大いに道骨を養われるよう希望する。
なお、すでに本書をお持ちの方でも気がつかぬままぞんざいに扱っておられるといかぬので、一言申し述べておくと、本書には、平田篤胤先生が尊崇して生前ずっと毎日の神拝で拝んでおられた方、例の仙童寅吉の師匠である杉山僧正の御神名がはっきりと記され、しかもその御神姿までが口絵にさりげなく掲載されているのである。本来は人界に置かれるべきでない尊いものがこうしてちゃんと載っているという一事をもってしても、本書がいかに希有の霊著たるかは明白であろう。(大宮司朗先生・談)
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