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古神道秘訣 上・下巻

鎮魂帰神から超古代巨石文明まで

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価格 : 10,560円(本体9,600円+税10%)
荒深道斉=著
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鎮魂帰神から超古代巨石文明まで

古神道秘訣 上・下巻

荒深道斉=著

10,560円(本体9,600円+税10%)


宮地巌夫・浅野和三郎・友清歓真という近代霊学の系譜のなかで開眼しながら、どの流派にも収まらなかった異形の古神道行者・荒深道斉。本書は、その核心をなす著作群を厳選収録した決定版である。

収録されるのは――スサノオ進化論・産霊論・霊的ヒエラルキアを語る『神之道初学』、真澄息吹を根幹とする鎮魂帰神法の実践書『霊素発揮(たまたねおこし)』、巨石文化=太古日本の霊的文明を論じた『挙て磨け八咫鏡』、そして前方後円墳・星座・巨石の照応を追った異色の調査報告『天孫古跡探査要』。

――荒深道斉の真価は、その“思想の異系性”にある。

大正11年、大患の後、霧島山での湯治中に突如はじまった霊異現象。帰神状態において現れた「イワイヌシ」と名乗る存在は、やがて神武天皇に仕えた道臣であると語り、東征の秘史を語りはじめる。これを審神したのが、心霊研究の第一人者であった浅野和三郎である。浅野は言う。「数万の憑霊現象を調べたが、これほどの高級霊は見たことがない」と。ここから荒深の神道霊学は、一気に展開する。

人類とは何か。その答えとして提示されるのが――
「上り魂」と「下り魂」の理論である。岩石から草木、昆虫、鳥類へと連なる生命進化の系譜=上り魂。そこに天より降下する「超人の種」=ニニギ命(光の玉)=下り魂。この二つの交差によって人類が誕生したとする荒深の秘説は、現代的に言えば“スターシード仮説の古神道版”とも呼びうるものであった。さらに荒深は、太古文明の痕跡を求めて全国の巨石を巡る。六甲山・大台ヶ原・高千穂――そこに「天孫古蹟」を見出し、星座との照応を読み取る。その姿は、もはや単なる研究者ではない。石に語りかけられ、石を読む者――アンドレ・ブルトンの言葉を借りれば、「石の言語」を聴く者であった。

荒深道斉とは何者だったのか。

霊媒か。思想家か。あるいは――幻視者か。

本書は、そのすべてを包含する。古神道の深層に潜む、もう一つの可能性を開く一冊である。

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